Windows10の再インストールが必要です!!(インストールメディアの作成)
2020/05/25
ここ最近Windows10の再インストールが必要な案件が立て続けに有りました。
1件目はノートパソコンでした。
この機種はM.2 SSDドライブが起動ディスクになっていて、それとは別にデータドライブとして2.5inchハードディスクも内蔵されているモデルです。
起動時にブータブルデバイスが無いと表示され、Windowsの修復を試みるもうまく行かず......
初期化するしか有りませんでした(涙)
2件目はデスクトップPCで、こちらはSATAハードディスク1つの構成です。
Windows10の起動までが極端に時間がかかってしまい、起動してもデスクトップが反応しません。
Windowsの修復と思いましたが、BIOSツールのハードディスクチェックでエラーがあったため、ハードディスクごと交換することにしました。
Windows10の再インストールについて
まず驚いたのが、プロダクトIDが無くてもインストーラーイメージがダウンロード出来ることでした!
インストール時にプロダクトIDの入力を求められる場面があるのですが、ここも「プロダクトキーがありません(I)」を選ぶことによって作業を継続できます。
というのも、以前Windows7のインストールイメージをダウンロードしようとしたのですが、こちらはダウンロード時にプロダクトIDが必要です。
プロダクトIDは本体に貼ってあるマイクロソフトのシール部分に表示されていることが多いですが、このプロダクトIDでは高確率でうまく行きません。
調べてみるとバンドル版のWindows7ではだめみたいで、ちゃんとパッケージ版のプロダクトIDでなければダウンロードできなくなっています。
会社のパソコンはメーカーから購入しているので、Windows7のバンドル版が多く、インストールメディアが入っていないのがほとんどです。
そもそもインストールメディアが手元にあればインストーラーイメージをダウンロードする必要もない気がと思ったのですが、最近のPCはDVDドライブが無いものが多くなって来ているので、その対策でインストールイメージをダウンロード出来るようにしているのかなと思います。
それでは手順をご紹介。
Microsoftのサイトからインストールイメージを取得する
まずはWindows10のインストーラーを取得しないといけません。
下記アドレスからダウンロードすることが出来ます。
Windows10のダウンロードページに行くと、まず大きく2つに別れています。
「今すぐアップデート」 | 現在使用しているWindows10を最新の物にアップデートする。 |
「ツールを今すぐダウンロード」 | PCへWindows10をインストールする、又はWindows7、Windows8からWindows10へアップグレードする。 |
今回は起動できなくなったWindows10パソコンにクリーンインストールすることが目的なので、「今すぐツールをダウンロード」になります。
また今後、Windows10を再インストールする事が度々あると思うので、インストールメディアを作成することにしました。
インストールメディアとしては、余っていた16ギガのUSBメモリースティックを使うことにしました。
このメモリースティックからパソコンを起動して、内蔵ハードディスクへWindows10クリーンインストールを行います。
またこのインストール用のメモリースティックですが、作成時に初期化されてしまうので注意が必要です。
なにかと便利なUSBメモリースティックですが、最近は容量が大きくても安くなっているので、この機会に用意してみてはいかがでしょうか??
シリコンパワー USBメモリ 16GB USB3.1 & USB3.0
や、
Transcend USBメモリ 32GB USB3.1 & USB 3.0 スライド式 ホワイト
スポンサーリンク
などなど.....
たくさん種類があり高性能な物が、1000円以内で販売されています。
そして「今すぐツールをダウンロード」をクリック後、ダウンロードが始まり完了すると以下のようになります。
次にこの「MediaCreationTool.....exe」をクリックして実行しようとすると、Windowsから
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」
と聞いて来られるので、ここは「はい」を選択します。
しばらく準備中が表示されて.......
準備が完了すると、ライセンス内容が表示されます。
これも「同意する」をクリックして次に進むと、またまた準備中となり......
次に実行する操作をえらぶ場面が来ますので、下の「別のPCのインストールメディアを作成する(....)」を選び、次へをクリックします。
すると今度は言語、アーキテクチャ、エディションの選択になります。
ここで気になるのが、デフォルトで「このPCにおすすめのオプションを使う」にチェックが入ってるところです。
チェックが入っていると言語、エディション、アーキテクチャが選べない状態ですが、チェックを外すと言語、アーキテクチャを変更することが出来るようになります。
ここは必要におおじて作業していきましょう。
今回はいろんなパソコンを修理するためのインストールメディアの作成なので特に変更すること無く
言語 | :日本語 |
エディション | :Windows10 |
アーキテクチャ | :64ビット(X64) |
で進めることにします。
あまり無いと思いますが、例えば英語版で使用していたパソコンにクリーンインストールする場合は、ここで言語を英語にしておきます。
問題がなければ次へ進みます。
そして、使用するメディアの選択になります。
この時までにパソコン本体へUSBメモリースティックを挿しておいてください。
「ISOファイル」の方はパソコンにインストールイメージを保存することになるので、今回は特に選びません。
「USBフラッシュ ドライブ」を選択しているのを確認して、次へをクリックです。
パソコンに挿したUSBメモリスティックがDドライブとして表示されています。
問題なければ次へをクリック!
やっとたどり着きました!
ここからインストールイメージのダウンロードが始まります。
しばらく待つと......
ダウンロードしたWindows10インストーラーイメージで、USBメモリスティックをインストールメディアにしていきます。
USBメモリーのインストーラーが出来上がったようです!!
完了をクリックすると.......
最後にクリーンアップして終了です!
環境にもよりますが、全体で1時間前後はかかったと思います。
インストーラー自体は4ギガぐらいですが、ダウンロードしてメモリースティックにコピーしてなのである程度時間がかかっても仕方ありません。
ですので使用するUSBメモリースティックはUSB3.0以上の物をおすすめします。
長くなりましたが、次はUSBインストールメディアから起動してWindows10のインストールを掲載したいと思います!!
スポンサーリンク