PDFファイルがEdgeで開いてしまう(アプリの関連付け)
2024/02/14
最近社内ではPDFファイルについての問い合わせが多く、よくよく調べていくとやはりWindows10の更新が原因だと言う事がわかりました。
今年2020年の6月ごろの更新で、MicrosoftのWindows10標準ブラウザであるEdgeがChromiumをベースにした、新しいEdgeになったというものです。
Chromiumは昔Linuxウェブブラウザで使用していた事があったのですがGoogleChromeのオープンソース版です。
で、問題というのが、どうもこの更新がインストールされると、PDFファイルを開くときの関連付けられたアプリがリセットされて、強制的にEdgeへ変更されてしまうようなのです。
ただこの現象の特徴はすぐに問い合わせが来ないところで、というのもEdgeでPDFを開いてもちゃんと問題なく表示されます。
内容を見る分には問題なくて、少し違和感があるぐらいでそんなに気にならないようなのですが、印刷を行う時の画面がいつもとかなり違うみたいで、このタイミングで大体問い合わせがあります。
Edgeの印刷画面
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AcrobatReaderの印刷画面
と言う事で、対処法です。
アプリの関連付けを変更する
Windows10の更新によって、PDFファイルに関連付けられたアプリがEdgeへ変更されているので、これを元のAdobeAcrobatReaderに戻さないといけません!
まずはPDFファイルを右クリックです。
メニューが表示されるので、「プログラムから開く」に合わせると、もう一階層メニューが出てくるので一番下の「別のプログラムを選択」を選びます。
するとアプリを選択する画面が開くので.....
AcrobatReaderを選択して、下にある「常にこのアプリを使って.pdfファイルを開く」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックです。
ここで「常にこのアプリを使って.pdfファイルを開く」にチェックが入っていないと、この時だけはAcrobatReaderで開きますが、関連付けられたアプリはEdgeのままになってしまいます。
そして関連付けの変更が完了できていれば、PDFファイルのアイコンがEdgeからAcrobatReaderのアイコンに変わっています。
Edgeに関連付けられている時のPDFアイコン
AcrobatReaderに関連付けられているときのPDFアイコン
いつも当たり前に出来ていたことが出来なくなると、結構問い合わせが来てしまいます。
嘆いても仕方ありませんが、Microsoftには変更することによって、どのような影響が出るかを考えて更新を配布してもらいたいです。
Edgeほぼ使ってないし....
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