Excel2013 ファイルは開くがシートの中身が表示されない!!(ファイル修復)
2017/03/04
過去にも何度かあった話.....
社内の事務系部署でのPC環境は、Windows7以降でOffice2013になっています。
時々、
「Excelファイルを開こうとしたら、エラーが表示されて開けない!」
「Excelファイルを開いたけど、内容が表示されない!」
といった問い合わせが来ます。
こんな場合は、いろんな原因が考えられますので、担当者の席まで行って実際の状況を確認します。
現場のPCに到着してまず最初に確認することは、問題が起こっているExcelファイルのファイルサイズです。
ファイルを右クリックでプロパティーを開きます。
で、サイズが異常に小さかったり0バイトだったりすると、Excelデータがおかしいのではなく根本的にファイルが壊れている可能性が高いです。
この場合は、保存する時にエラーが発生した可能性が高く、修復はむずかしくなります.....
しかしExcel2013には自動バックアップ機能が有ります!
調べてみると、デフォルトでは10分起きに自動バックアップが行われているようです。
直接見たほうが早いと思い、自動バックアップが取られている場所を調べました。
C:\Documents and Settings\【ユーザー名】\Application Data\Microsoft\Excel
に何種類かExcelファイルがあるので開いて確認します。
今回Excelファイルがおかしくなって呼ばれたのが、Windows10ユーザーだったので、場所が少し違いました。
C:\PC:\ローカルディスク:\ユーザー:\【ユーザー名】:\AppData:\Roming:\Microsoft:\Excel
長いです!!
今回のメインがこれ!
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社内で共有しているExcelファイルが、いろんなスタッフが開く事もあって
「Excelファイルが開かないんですけどーー」
と、よく呼び出されます。
こんな時一番最初に試すのが、フリーのOfficeで開いてみる!
です。
実際に数回経験しましたが、壊れたと思われるExcelファイルをOpenOfficeで開くと、ちゃんと開くことができて、そのまま保存をかけるとMicrosoftExcel2013でも開くことができました!
これはLibreOfficeでも同じで、ちゃんと修復してくれて開けます。
Windows版、Mac版、Linux版があって、各々オフィシャルサイトからダウンロードできます。
もちろん無料です!!
OpenOffice (http://www.openoffice.org/ja/)
LibreOffice (https://ja.libreoffice.org/)
ちなみに、個人的にはLibreOfficeがおすすめです。
なんと言っても、Linuxをインストールした時にフリーのOfficeソフトとして一緒にインストールされることが多いです。
Linux標準のOfficeって感じです。
ただ一つフリーのOfficeには問題点があって、マクロの互換がないことです。
もちろん独自のマクロ機能を搭載していますが、書式が違うみたいでMicrosoftのマクロを動かすことができません。
標準的なExcelデータは修復される可能性が高いですが、マクロについては注意が必要です!!
両ソフトも無料なので、少しダウンロードに時間がかかるかもしれませんが、困ってどうしようもない時は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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