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Windows7 ハードディスクが壊れた!(S.M.A.R.T Status BAD)

      2018/12/12


月曜の午前中、東京の事務所から連絡があり、同時にSkypeで画像が送られてきました。

 

「電源ボタンを押した直後、上記画面になってWindowsが立ち上がらないのですが、どうしたら良いですか?」との事。

BIOSのPOSTで、S.M.A.R.TStatus BADを返しています。

軽度のエラーであれば、Status BADに続いて「Press F1 to Continue」とか「Press F1 to Resume」が表示されて、F1を押して次に進むことができ、Windowsが起動できることが多いですが、今回は「BackUp and Replace」になっています......

ようは、ハードディスクのバックアップをとって、交換して!

ということで、このメッセージが出た場合、ハードディスクが壊れている可能性が非常に高いです。

結局Windowsも立ち上がらないので、バックアップを取れと言われても、やりようがありません......

で、こんな状況のとき、私が行うのがハードディスクを直接、丸ごとバックアップを取ってしまう方法です!!

PCから壊れた内臓ハードディスクを取り出す必要がありますが、取り出すことさえできれば、自分で修理できちゃいます。

 

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玄人志向 HDDスタンド USB3.0接続 KURO-DACHI/CLONE/U3

 

パソコンなしでHDDのまるごとコピー機能付き!

この商品に出会って、早3年がたちますが、PC修理の精度が飛躍的に向上したと思います。

実は、壊れているハードディスクを修理するとき、どうしてもパソコンにつないで調べないといけません。

ダメージのあるハードディスクを、起動しているPCにつなぐと、余計にひどくなる事があります。

ですが、この機械を使用することによって、壊れているハードディスクに対してはReadしか行わないので、比較的安全に丸ごとコピーをとる事ができちゃいます。

新しいハードディスクのクローンが出来上がれば、そいつを調べて修理することで元のデータを壊すことがありません!!

今回もこの機械を引っ張り出して、クローンを作成し調べることにしました。

しかし、この機械には液晶パネルなど無く、4つのLEDの点灯、点滅で状態が表示されます。

そんなに頻繁にハードディスクが壊れることも無いので、毎回ネットで使い方を検索してから作業を行います。

今回は良い機会なので、手順をまとめる事にしました!!

 

早速クローンを作ってみる

クローンを作るには、壊れたハードディスクと同じか、それ以上の容量が有る、別のハードディスクが必要です。

今回はビジネス用PCで、比較的容量の小さい500Gのハードディスクだったので、同じ容量のものを用意しました。<画像クリックでアマゾン詳細ページへ>Seagate 内蔵ハードディスク 3.5インチ 500GB PCユーザー向け BarraCuda ( SATA 6Gb/s / 7200rpm / 2年保証 ) 正規代理店品 ST500DM009

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お馴染み、シーゲイトハードディスクです。

 

そして玄人志向 HDDスタンドの登場です!

 

少し見にくいかもしれませんが、HDD1に壊れたHDHDD2新しく購入したHDを差し込みます。

こんな感じです。

今回は3.5インチのハードディスク同士ですが、2.5インチも対応しています。

 

注意点と言うほどでもありませんが、ハードディスクを挿してから電源を入れます

電源を入れると、POWERのLED赤色で点灯します。

赤色の点灯なので、何かエラーが起こっているのかな?と不安になりますが、正常動作です。

 

次に、右下の「Clone」と記載されえたグリーンのボタンを長押しして、クローン作業の開始です!

 

こんな感じで、LEDが左右に行ったり来たりを繰り返します。

500GBのデータ量だと、1,2時間はかかるかなと思い、別の仕事に取り掛かかることに。

4つのLEDが全点滅で、クローン作業の完了をお知らせしてくれるので、しばらく放置です。

 

なにやら様子がおかしい......

1時間ほど経過して、少し気になり確認しに行くと、何やらLEDの表示がおかしくなっていました。

左右に移動しているはずのLEDがいちばん右で止まっており、それも赤色になっています!!

ネットで調べてみろと、何らかのエラーということがわかりました。

「差し込み方が悪かったのかな??」

と思い、一度電源を落としてから再度2台のHDを取り付け、奥まで刺さっていることを確認して、再チャレンジです!

で、またまた1時間後......

確認しに行くと、やはりいちばん右LEDが、赤色で点灯しています!!!

ここまで来ると、Windows7起動時にStatus BADが表示されたハードディスクが、物理的に壊れているとしか考えられません。

ということは、ハードディスクを修復するのが難しいので、壊れたハードディスクをLinuxにつないで、出来る限りデータを救出するしかありません!

しぶしぶ、壊れたハードディスクをパソコンに戻し、ちょうどMintLinux17のインストールDVDがあったので、DVDでLinuxを起動して調べてみることにしました.........

長くなったので、Linuxを使ってのデータ救出は次の記事

Windows7 ハードディスクが壊れた!(Linux ddコマンド)

で........

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