コザ風呂 -Revenge!-

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AnyDesk UbuntuへWindowsから接続できない(display server not supported)

      2024/03/04


【MintLinuxが死亡しました...】

在宅勤務時に会社のパソコンを自宅から捜査して、ちょっとしたメールチャックや書類の書き換え等を行うときにTeamViewerを使用していました。

しかしこのTeamViewerですが、長時間使い続けると使用できなくなってビジネスアカウント(有料)が必要になってきます。

いつ使えなくなるか心配しながら使用し続けていましたが、その前に会社のMint Linuxがお亡くなりになりました...

原因は多分ですがハードディスクがクラッシュして、ブート領域がロードできなくなっているようです。

内蔵ハードディスクを取り出して、別のPCにつないでみるとデータは丸々残っていたので、事なきを終えた感じです。

このままではメールが使用できません

なんとかLinux機を構築しないといけません....

で、倉庫に眠っていたCorei3第四世代のパソコンを引っ張り出して、これにLinuxをインストールすることにしました。

となるとどのディストリビューションを選ぶかが問題になってきます。

でも、このディストリビューションを選ぶのって楽しいんですよね~♪

PCはi3で第四世代、クロックは3.7Gh、メモリは8G入ってるのでそこそこのLinuxはストレスなく使えるはずです。

そして今回は試しにUbuntu22を入れる事にしました。

超メジャーですが、メジャーだからか今までなんとなく避けていました...

メールが復活しないと、取引先とのやり取りもできないので、ここから楽しいインストール&復元作業です!!

 

【AnyDeskがつながらない!!】

Linuxのインストールは慣れているので、問題なく完了しました。

ただ今回インストールUSBメディアを作成するのに、新しいアプリ「balenaEtcher」を使用しました。

今まではisoファイルをダウンロードして、「UnetBootin」で焼いていましたが、MintLinuxのサイトで「balenaEtcher」を勧めていたので使ってみる事に....

これが思った以上にシンプルで使いやすかったです!!

ぜひぜひ一度お試し下さい。

 

で、インストール後色々と諸設定を行いThunderBirdの設定も完了しメールも無事受信できるようになりました。

次に外出先からもUbuntuを操作できるように、フリーのリモートソフト「AnyDesk」をインストールすることに....

コロナ前は「TeamViewer」で問題なくリモート操作できていましたが、在宅勤務などで使用時間が長くなると商用扱いになってしまい、無料で使用できなくなってしまいました。

で、代替えで「AnyDesk」が活躍してくれています。

スマホからも無料でデスクトップが操作できるので重宝しています。

もちろんUbuntuの最新でも動くと思いインストールして試しにWindowsから接続してみましたが、エラーメッセージがでてつなぐことができません。

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「display_server_not_supported」

最新版のUbuntuなのでディスプレイドライバか何かが対応してないのかな??とも思いましたが、せっかく快適に動いているのでここは何とか解決したくなりました。

ネットで検索です!!

【Xorg not Wayland ??】

最初にヒットしたのがYahoo知恵袋。

内容はというと....

/etc/gdm3/custom.confに以下を追加して再起動。

[daemon]
# Enabling automatic login
AutomaticLoginEnable=true
AutomaticLogin=$USERNAME

というもの。

久しぶりにViを管理者権限で起動しViコマンドを調べながら入力して再起動しましたが、うまくいかず...

別の方法を調べてみる事にしました。

次に出てきたのが

/etc/gdm3/custom.conf で WaylandEnable=false するでした。

どうもWaylandを切るって事みたいで、この段階でWaylandが何かわかってなかったのですが、調べてみる事に....

で、分かったのが

「X Window System を シンプルにした ディスプレイサーバーの通信プロトコル」

のようです。

何か分かったよう分からないような感じなので、もうちょい調べてみる事に....

次に出てきたのが「WaylandをXorgに戻す」という内容でした。

これで諸々の不具合が治ったという内容です。

Waylandの前がXorgって事かな??

と思い(なんかXorg聞いたことがある)、方法を調べてみる事に。

するとどうもログイン画面で切り替えれるようです!

 

【WaylandからXorgの切り替えは簡単♪】

さっそくUbuntuを再起動してログイン画面を表示させます。

 

ログインするユーザーをクリックすると、右下に歯車が現れます。

そして歯車をクリックすると....

「ubuntu」「ubuntu on Xorg」が選択できるようになります。

ここで「ubuntu on Xorg」を選択して、そのままログインです。

そしてWindows10から接続を試してみると.....

無事接続できました!!

結論から言うとAnyDeskがWaylandに対応していないという事みたいです。

何とかubuntuがリモートで使えるようになったので、在宅時でも問題なくお仕事できちゃいます。

また今まで避けていたubuntuですが、さすがメジャーなディストリビューションという事もあって、実際使ってみるとかなり良いです!

ブラウザ、メーラー、その他アプリも安定して使用できるのでいう事なしです!

これは自宅にある少し前のノートパソコンにもインストールしたくなりますね~

プライベートで使うならubuntuで全く問題ないと思わされる一件でした♪

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